配信証明

「確かに送りました」という言葉だけでは足りない場面のために

メールが教えてくれるのは、メッセージが送信トレイを出たことだけです。添付ファイルを誰が、いつ開いたのかは分かりません。そしてそれが問題になる頃には、たいてい手遅れです。GCN.ONE はすべての転送について配信を記録し、アカウントなしで、当社を信頼する必要もなく誰でも確認できる署名付きの証明書を発行できます。

今すぐファイルを送信 料金を見る
当社の言う「配信証明」とは

二つの仕組みが組み合わさっています。一つめは記録です。共有リンクが開かれるたび、ダウンロードが始まるたびに、その出来事が日時、経由した共有、ダウンロードされたデータ量とともに記録されます。ファイルの内容が記録されることはありません。内容は暗号化されており、当社には読めないからです。

二つめは証明書です。実際に配信されたファイルについては、配信証明書を発行できます。何が配信されたか、誰に(完全な身元ではなく、意図的に部分的な手がかりだけ)、いつ配信が確認されたか、ファイルがどのように暗号化されていたかが記載され、まさにその内容に対して当社の Ed25519 鍵で署名されます。

流れ
1
受信者が転送を開く
受信者が共有リンクを開くと、ダウンロードが始まります。どちらの出来事も、起きたその瞬間に日時とともに記録されます。何かを有効にする必要はなく、既定ではダウンロードが始まった時点でお知らせします。
2
証明書を発行する
ダウンロードが確認されたら、転送の画面からそのファイルの配信証明書を発行できます。GCN-CERT-2026-09-01-… という形式のコードが得られます。再度発行を求めても新しい証明書は作られず、同じものが返ります。すでに誰かに渡したコードは、そのまま有効です。
3
誰でも検証できる
必要な方にコードを渡してください。その方が検証ページを開くか、公開 API を呼び出すだけで、署名は当社の公開済みの鍵と照合されます。GCN.ONE のアカウントもログインも不要で、お客様に確認が来ることもありません。
証明できること、できないこと

ここは意図して正確に述べます。暗号化されたデータはストレージノードから受信者へ直接送られ、当社を経由することはありません。そのため当社が証明できるのは、ダウンロードが開始されたことです。誰かが文書を読んだこと、理解したこと、同意したことではありません。証明書が示すのは配信であって、閲覧ではありません。

証明書は法的な文書でもありません。暗号学的に署名され、当社に頼らず誰でも検証できます。当社が主張するのは、まさにそこまでです。個別の事案で特定の法定送達方式が適用されるかどうかは、適用される法の問題です。当社は、eIDAS に基づく適格電子登録配信サービスであるとは主張しません。

記録をひそかに書き換えられない理由

署名付きの証明書の価値は、その背後にある記録の確かさで決まります。運営者が後からイベントを編集して署名し直せるなら、署名が示すのは運営者が自分自身に同意したことだけです。だからこそ記録は、改ざんがあれば必ず分かる監査ログに、三つの層で保管されています。

ハッシュチェーン
各イベントは BLAKE3 ハッシュで直前のイベントにつながっています。そのため、そこから先の連鎖を壊さずに何かを挿入・削除・並べ替えることはできません。証明書自体もこの連鎖に書き込まれ、そのハッシュが署名対象のデータに含まれます。
マークルルート
15分ごとに、その時点の各連鎖の先端が一つのマークルルートにまとめられ、各ルートは直前のルートにつながれます。こうして32バイトの値一つが、その時間枠に記録されたすべてを束ねます。
公開の場へのアンカー
各ルートは OpenTimestamps でタイムスタンプを受け、ビットコインのブロックチェーンにアンカーされます。当社のインフラの外にある基準点であり、当社が存続していようといまいと、検証し続けられます。

取得した直後の証明は、カレンダーサーバーによる保留中の証明にすぎません。更新されると完全なビットコイン証明になりますが、その更新は標準の ots クライアントで行うもので、当社が行うものではありません。連鎖がつながっているのは読める内容ではなく暗号文です。だからこそ、GDPR に基づいて利用者のデータを消去しても連鎖は壊れません。

正直に一つ補足します。アンカーが示すのは、ログの特定の状態がある時点に存在し、それ以降変更されていないことです。記録された時点で内容が正しかったことまでは証明しません。アンカーは過去を変えられないものにしますが、現在を見張ることはできません。

証明書を検証する

コードをお持ちですか。ここに入力してください。検証は公開されており、GCN.ONE のアカウントは不要です。検証したことが送信者に伝わることもありません。

コードは GCN-CERT-YYYY-MM-DD- に12文字が続く形式です。検証では署名を当社の公開済みの鍵と照合するため、転送そのものが期限切れになって削除された後も、証明書は検証できます。
あとから証明できるかたちで送る
配信証明はすべてのプランに含まれています。無料プランも同じです。